Tuesday, June 10, 2008

シートベルト

車の後部座席のシートベルト着用が義務化されました。
事故が起きたときや運転中に飛び出したりしないようにということですね。

しかし、私はこういうものの義務化については疑問に思っています。
万一の時の事故に対して被害を最小限にとどめるという意味ではシートベルトの意味を理解しているつもりです。

問題はこれを義務化するということです。
シートベルトやヘルメットはある意味「個人の問題」です。
危ないと思えば義務化などとは無関係に自分でシートベルトをすれば済むことです。

他者を傷つけるような危険なものに対して義務化することは賛成ですが、個人の問題にまで法律が口をはさむのは「いかがなものであろうか?」(笑)と思います。

このことはヘルメットについても同様です。

事故が起こったとき文句を言われないように法律で定めておこう。そうすれば国民から文句を言われても国は「万全の対策をとっていたのだ」と「弁解」できる。それだけのために個人の自由を奪うのはおかしいと思います。

こういう逃げ口上のために個人的な問題にまで国が縛りをかけるというのは個人の判断力を弱め、ひいては国依存症に陥らせる道に他ならないと思いますが、
皆様、いかがお考えでしょうや?

Wednesday, April 30, 2008

昼下がりの車内

一週間に一度か二度、仕事で電車を利用します。
日々の職場は徒歩通勤も可能なほど近くなので地獄のラッシュを体験せずにすむのはとてもありがたいことです(笑)

電車で移動する時間帯は午後の昼下がりころ・・・
季節や天候によって乗客の込み具合はさまざまです。
立錐の余地もないほど乗客で埋まっているときもあれば、
らくに座れるときもあります。

ある平日の午後早く、私はいつもの駅から電車に乗り込みました。
乗り込んだ車両には誰もいませんでした・・・!
え~と・・・証拠の写真がこれです(笑)

ひとつの車両に誰もいないというのはまことに不思議な感じでありました・・・
(もちろん、他の車両には何人か人が乗っていたことはいうまでもありません。)

たった一人、ぽつねんと座っていると、このままどこか知らないところへ連れて行かれるじゃないか?
などと妄想に襲われます(笑)
「これは銀河鉄道かぁ?」・・・(爆)

奇妙な空間です。
人を乗せる空間に人がいない・・・
人がいることが自然の「風景」なのに、その風景がいま私を裏切っています。

いやはや、わずか十数分の時間でありましたが、
不思議体験ではありました・・・はい・・・

Saturday, April 5, 2008


なぜ日本では桜が人気なのでしょうね?
桜が咲き始めると、桜前線などと称して毎日どこで桜が咲いたとかなんとか大騒ぎをいたします。

そしてなにより、桜の下での「宴会」!
これはすごいですね。
宴会をするのはおそらく日本人くらいではないでしょうか・・・

写真は淀川の通称「背割り堤」というところの桜並木です。
ソメイヨシノを中心とした桜並木が延々2キロ近く並んでいます。

Monday, March 24, 2008

疲れた!

「疲れたな!」
って、思うことがありませんか?
肉体的疲労という意味ではありません。
なんだか「生きることに疲れたなぁ!」って思うことはありませんか?

最近、そういう思いがときどきおそってきます。
人生の折り返し地点をとっくに通過してしまっているので、
これまでの人生とこれから残された人生をくらべると、
残りの方が明らかに少ないと知れます。
これからまだウン十年生きなければならないのか・・・
と、ふと憂鬱になるんですね。

べつにこの世からおさらばしようなどとは考えもしませんが、残された時間を考えるとげっそりすることがあるのです。
壇ノ浦でしたか、「見るべきものは見た!」と言って、いさぎよく入水した人がおりました。
あれは負け惜しみでなく、本当にそう思ったのではないかと、このごろ考え直しました。
昔は「ちょっと、かっこよすぎるんでないかい」などと思ったものでしたが、あんがいそうではなかったのではないかと・・・

とりとめのないことになってしまいましたが、生きるということはいったいなんなのでしょうね・・・

Thursday, February 28, 2008

誕生日

たいていの人には誕生日というものがありますね(笑)
犬にも猫にもあるはずです。
だから人間にもあるはずです!
よって、私にも誕生日はあります!(爆)

実は、私め、今日、誕生日を迎えました。
ま、ふだんは自分の誕生日など気にもとめない、というか、ちかごろは誕生日がくるのはできたら避けたいと思うお年ごろなんですぅ。
しかし、今日はちょっと違います。

昔なら「定年」といわれ勤め先を辞める年齢なんですね。
しみじみと、もうそんな年になってしまったのか!と驚いております。

会社勤めをしていると、これで定年退職などとなるのでしょうが、
いまの私は、まだまだ働きが足らぬわ!などと言われて、これからも働き続けなければならないようです。
私が子供のころは定年する人ってどれほどの年寄りなんだぁ!などと、他人事ですから、いいかげんに考えておりました。

いまその年になってみて、昔私が見た人たちは今の私と同じようなことを考えていたのだろうか、
はたまた、昔の人はもっと老成していて、私のような幼稚さはとっくに卒業していたのだろうか、
・・・などと考えたりもしております。

これを人生の折り返しとすると・・・、人生は110歳かなどとかってなことを考え、
いやいやそれほどまではもたんぞ!などとも思ってみる今日この頃・・・

それより、誕生日はどうして一年に一度くるのか?
むしろそっちの方が不思議ではないか? そうでしょ?
明日は2月29日。
29日生れの人は4年に一度しか誕生日が来ないではありませんか!
その人はまだ14歳?
いいですね~・・・

はぁ~!
今宵一人の誕生日・・・
むなしく夜はふけていくのでありました・・・

これにて全編の読み終わりでございまするぅ・・・

Friday, February 15, 2008

左利き

ふだん気づかないことがたくさんあります。
毎日の暮らしの中で、人はある一定の行動をとるものです。
それはもうほとんど無意識の行為になっていて、記憶にも残らないことが多いものです。

例えば外出しているときなど、ふと家の鍵はちゃんとしめたか?と不安になることなどありませんか?
あるいはガスの栓はしめたか?などというのもありますね。
気にするとますます気になるもので、出かけた直後などはわざわざ帰宅して確認するなんてこともあります。
すでに仕事に入っているときなどは、気になって仕事も手につかないなんてこともありますね。
しかし、帰ってみるとちゃんと鍵はかかっているは、ガス栓はしめてあるはで、ホット胸をなでおろすこともしばしばです。

つまりふだん何気なくやっている行為や行動は意外としっかりパターンを維持しているものだということですね。

道具や器具、また機械類は同じ人が使い続けると長持ちするといわれます。
故障を極力避けたいときは使用者を限定するといいようです。
逆にいえば、いろいろな人が使う機械や道具は故障率が高いということです。
レンタカーの寿命が短いのはこういうわけでしょう。

私は単身生活ですので、ふだんはひとりです。
しかし、たまに家族が帰ったときなど、家のあちこちで不具合が発生します。
そのひとつがトイレのドアノブでした。
家族が頻繁に使うドアノブですから壊れるのは当たり前といえばそうなのですが、私ひとりの暮らしではいちどとして壊れたことはないんですね。

何度かそういうことがあって、私はある日気づきました、何故トイレのドアノブが壊れるのか。
実は家族全員がドアノブを回すとき私とは反対まわりに回すのです。
そうです、家族で左利きは私だけで、後は全員右利きなのです。
左利きの私が回しているときはなんの支障もなかったのに、右利きの者がまわすとノブを固定しているネジがゆるんでくるのです。そうして壊れるのです。

私がふだん何気なくやっている行動のかなりが左利き特有の行動なのだと気づきました。
いやはや、左利きが右利きとこんなにちがうとは思いもよらぬことでありました。

Monday, February 4, 2008

好み

なくて七癖、とはよくいわれる言葉です。
どんなに癖がないという人でも七つくらいは癖があるとでもいった意味でしょうか。

この正月、田舎に帰省しました。
田舎には母親がたった一人で暮らしています。
大晦日、その母親といっしょにスーパーへ買い物にいきました。私がかごをもって母親のあとをついて回るのですが、母親が手にとる食品や食材がふだん私が買い物をしているときに手にするものをはおおいに異なっているのです。
母親の手料理で育っているのですから、好みも母親似になると思っておりましたが、どうやらちがうようです。
ま、実家から離れて何十年も経っているのですから、違ってくるのはいたしかたないかもしれません。

以来、スーパーなどでレジに並んだとき前の人のかごの中身が気になるようになりました。
わずかな経験ですが、毎日食べる食材も人によって、家庭によっておおいにちがっているのだとあらためて気づきました。
いやはや、うかつなことでした。
十人十色とは食生活においてもそうなのですねぇ~・・・

最近、一日何十品目食べなさい、などとおせっかいなことが言われていますが、そんなことはなかなか難しいことです。
昔のようにご飯に味噌をつけて食べるような時代からおもえば、一日何十品目!などというのは無用なことだとおもいますが、いかがなものでありましょうや?
どんなに偏らないようにしようとおもっても、そこはそれ、嗜好というものは厄介なもので、いつのまにか自分の好みへと偏ってしまうものです。
それこそが生活習慣病の遠因だ!といわれてもそうそうなおすことができるものではありません。

好みがあることが人それぞれの個性の発揮でもありましょう。
私などは不自由な性格で、「~しなければならぬ」という強迫観念で生きているような人間です。
せめて食べ物くらいは自分の好みを主張しようと思っている今日この頃であります(笑)

Saturday, February 2, 2008

中国の大雪

中国では50年ぶりともいわれる大雪でたいへんなことになっているようです。
個人的にではありますが、私にとって雪と中国とはなかなか結びつきません。
私は子どものころカマクラをつくって遊んだほど雪の暮らしを経験していますが、田舎を出てから雪の冬はあまり経験していません。

仕事で冬の南京(中国江蘇省)や青島(山東省)を訪れたことがあります。
田んぼや湖沼がカチカチに凍っているのは何度も目にしましたが、雪に埋もれた景色は一度として見たことがありません。
青島では路上にまかれた水が一瞬にして凍ってしまったの見てしまいました。
私は股引をはいて完全武装でいたのですが、一緒に飲んだオランダ人は素肌にTシャツというラフな格好で、その上にジャンパーをはおっているだけの装いでした。
彼は寒くないと言います。氷点下の深夜ですよ!
いったい彼の身体はどうなっているのかと????状態でした。
一般に欧米人は寒さに強いですね。感心、感心・・・

Wednesday, January 30, 2008

レインブーツ

みなさんは靴をどれくらいの期間履きつづけますか?

女性の場合は流行があるので、そのサイクルは短いのではないでしょうか。
男性の靴のそれなりに流行りすたりはありますが、ビジネスシューズなどは流行に関係なく履きつぶすまで使用されるのが普通じゃないかと思います。
私は物もちがいい方なので、靴の寿命は数年から6,7年といったところでしょうか。けっこう長く履き続けている方だと思います。

通勤するだけでけっこう靴は磨り減ってしまうものですが、乗り物を利用する都会生活では靴の減りは少ないですよね。
営業も車でまわるときはやはり靴の減りは少ないです。
ま、もっとも、その分だけ肥満に近づくわけです(笑)

もっとも最近は都会生活者の方がよく歩くともいわれます。
駅の乗換だけでもけっこう歩かされますからね。
むしろ交通機関が不便な田舎ほど車での移動が多く、かえって歩かないともいわれます。
しかし、歩くときは靴ではありません。長靴か、地下足袋ですね。
その意味で靴生活ではありません・・・

私はレインブーツにかかわる仕事をしたとき、その製造過程をつぶさに観察する機会に恵まれました。
布袋を型にかぶせると、それを溶融したゴムの桶に漬け込みます。それを過熱して硫黄を取り除き、固化させると、デザインに応じていろいろなゴム片をそれに貼り付けていきます。その作業はすべて手作業です(中国の工場ですよ)。
一つのブーツができるまでの過程を観察して、いやはや人間の知恵とはなんとすごいものだと感心いたしました・・・

Tuesday, January 29, 2008

靴の運命

皆さんは靴を捨てよう(廃棄しよう)と思うのはいつでしょうか?

先日、京都駅の地下街を歩いておりました。
突如、左足に違和感を感じたのです。
かかとに何かがパクパクと当たるのです。
そうです、靴底がはがれてしまったのです。

同じような体験を数年前にしたことがありました。
それも京都の四条河原町という繁華街のど真ん中でです。
このときは靴底がすっぽり全部取れてしまったので、歩きにくいことはなはだしかったものです。
ま、そんなことより、その惨めな歩き姿をすれ違う人々に見られることの方が恥ずかしかったというのが本当のところでした。

今回は、かかと部分だけがはがれてしまったので、パクパクしながらも靴屋さんを探す余裕がありました。
この靴、実は一度右側の靴底をはがしてしまったことがあるのです。上海の街角でのことでした。
そのときは近所のスーパー内に靴の修理屋さんがあったので、そこで修理してもらいました。
「これで百年は大丈夫だ!」といいつつ靴を返してもらいました。

右の靴はなるほど丈夫になりましたが、左の方は残念ながら百年もつほど丈夫ではありませんでした。
慌てて探し飛び込んだ靴屋さんで、安物の靴を買うと、「じゃ、これは捨てておきましょうね」と言われてわが靴はあえなく廃棄処分となったのでありました。
私が靴を捨てるときは、穴があいて雨の日にはけなくなったときか、こんなふうに突如壊れてしまったときであります。

Thursday, January 24, 2008

自己回復力

人間、病気になるとなんとか回復しようとする力が身内から出てきます。
いわゆる自己回復力ですね。

私は理系人間として機械には自己回復力はないと思っていました。
だって、そうでしょ? 機械が自分で自分を「治す」なんて考えられないですからねぇ~。

さて・・・今からいうと二年ほど前になりますか・・・
古いプリンターが動かなくなりました。
このプリンター、発売当初はウィンドウズ3.1用だったのです。
といってもお分かりならないかもしれません。
そう、いまのウィンドウズの一つ前のバージョン用だったのです。

長年使ってきました。
製造年月日からいうと、もう十数年も昔の機種です。
壊れても「寿命か」と諦め切れるほどの「老人」です。

いつ捨てるかということだけが問題でした。
最近はプリントすることが少なくなりました。画面で見てそれでおしまいという安易な暮らしが中心になってしまいました。

修理をしようとしましたが、何しろ最近の機械はほとんどが基盤一枚の製品です。
昔のようにハンダごてをもって直すなどという時代錯誤の方法は通じません。
かわいそうですが、捨てるほかありません。

いよいよ捨てようと思い、ある日曜日、これが最後の確認とばかり電源を入れてみました(私もわりとしつこい性格です(笑))
な、なんと! これまでエラーばかり出ていっこうに動こうとしなかったプリンターが動き始めたではありませんか!
印刷も正常です!

これをこそ「狐につままれたよう」とでも言うのでしょうか。
あれだけ動かなかったプリンターがまるで素直な子供のように元気に「走り回る」のです。
信じられませんでした。

機械といえども侮ってはいけません。
自己回復力をもっているかもしれないのです。

Wednesday, January 23, 2008

皆勤賞続き

皆勤賞の続きです(笑)

今朝目覚めてみると、例のワン切りが入っていた。
これは以前のパターンである。
昨年の秋からこの日のこの時間である。
どうやら調子が戻ってきたようだ。

数えてみると、もうかれこれ二年ばかり、この律儀なワン切りが入ってきていることになる。
したがって皆勤賞も二年越しです!

いやはや立派なものですな。
やっぱり顔を見てみたい。

Monday, January 21, 2008

皆勤賞

携帯電話を持っていると、いわゆる「ワン切り」と呼ばれるものを体験することがおおい。
ワン切りはもちろん「非通知」で来る。
電話番号が入っているのはいたずらではなく目的がある。これは危ないからけっして掛けなおしてはいけない。
非通知はたいてい単純ないたずらである。

ある月の下旬、ワン切りが入った。
よくあるいたずらだろうと気にも留めなかった。
翌月の同じ日にまたワン切りが入った。
それまでにもほかにワン切りははいってきていたが、このワン切りだけは奇妙に気になった。
それはそのワン切りだけが早朝(四時台に)に入ってくるからである。

以来、毎月ほぼ同じ日にワン切りが入るようになった。
たんなるいたずらだと、ワン切りをする日も時間もバラバラであるのが普通だろう。なにしろ暇つぶしというか、いたずらだから。
しかし、そのワン切りだけは毎月決まったように入ってくる。
ちょっと気になるではないか。

そしてついに一年が過ぎた。
それは毎月の給料振込みのように律儀に入ってくる。
とうとう一年間休まずに入り続けたのである。
皆勤賞!
私は見知らぬ彼か彼女に皆勤賞をあげた。

その後もあいかわらず入り続けているが、このごろ少し乱れてきたようだ。
日にちがずれ、時間もずれ始めた。
本人はどう思って飽きずに私にワン切りを続けるのか知らないが、律儀さも一年を超えるとなかなか続かないようだ。

それにしてもどんな人間か、いちど顔を見てみたいものだ。

Friday, January 11, 2008

正月は亡霊がお仕事?

長い正月休みを終えて、久しぶりに仕事場へ出勤。
自分のデスクに腰をおろしてふと見ると、

なっなんと! パソコンがひとり動いているではありませんかぁっ!

こんなことってあるのでしょうか?
仕事納めのときにはたしかにすべての電源を落とし、安全を確認して事務所をあとにしたのに・・・。

いったい誰がパソコンを立ち上げたのか?
泥棒はもちろん、人が入った形跡はありません。
頭のなかにはいくつもの????????がめぐりました。

もし年末に電源を入れたままだったら、スクリーンセーバーが動いているはずだし、一時間も操作をしなければディスプレイは節電モードに入るはずだし、ハードディスクの回転も止まっているはずです。
しかし、いま目の前のパソコンは画面も鮮やかにウィンドウズの初期画面を表示しています。

いったい誰がこのパソコンを操っていたのか?
一週間以上たった今でも謎のままです。

正月の間、亡霊が仕事をしていたのでしょうか?

Sunday, January 6, 2008

A New Year

2008年が明けました!
またひとつ歳をとりました。
この意味ではあまりめでたくもありません。

毎年、今年こそはいい年でありますようにと念じるのですが、終わってみると総合的には良いとは言いがたい一年であったことの方が多いのです。
ま、ものは考えようですから、善悪不二と同様、良きも悪しきも裏表と達観することも必要かもしれません。

あ~ぁ・・・でも、やっぱり、今年こそは!